バイオマスエネルギーによるコスト削減・廃材の熱再利用をご検討のお客様へ



当社では、マレーシア(ビンツル)、インドネシアなど中心に現地パートナー会社と提携し、日本に向けてのPKSの生産輸出などのバイオマスエネルギー事業を始めました。 今後、出荷拠点の機能強化を進め、日本国内のバイオマス燃料需要に応じて、PKS、木質ペレットなどのバイオマス燃料を安価、かつ安定的に供給する体制を整えています。今後、世界のビジネス圏を発展する共に更なる拠点地を拡大し、より安価、安定、高品質なバイオマス燃料の供給していきます。

バイオマスとは?

バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」です。 太陽エネルギーを使って水と二酸化炭素から生物が光合成によって生成した有機物であり、私たちのライフサイクルの中で生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源です。石油等化石資源は、地下から採掘すれば枯渇しますが、植物は太陽と水と二酸化炭素があれば、持続的にバイオマスを生み出すことができます。 このようなバイオマスを燃焼させた際に放出される二酸化炭素は、化石資源を燃焼させて出る二酸化炭素と異なり生物の成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素であるため、バイオマスは、大気中で新たに二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」な資源といわれています。

バイオエネルギー

バイオマスを基にしたエネルギー資源のことをバイオエネルギーと言います。例えば、さとうきびを原料としたガソリン代替燃料もバイオエネルギー、ごみ焼却施設の発熱を用いた発電もバイオエネルギー、落ち葉で焚き火をするのもバイオエネルギーです。このように、バイオエネルギーは、大きく「熱」「電気」「燃料」に分類できます。

バイオマスの種類

バイオマスの種類は廃棄物系バイオマス(食品廃棄物、建設発生木材、家畜排せつ物など)と、未利用バイオマス(林地残材、稲わら、もみ殻など)、資 源作物(資源としての利用を考えて栽培されたバイオマス)があります。資源の中身で分類すると、林地残材や枝葉などの木質バイオマス、家畜の排せつ 物などの家畜系バイオマス、トウモロコシやサトウキビのような植物系バイオマス、家庭から出る食べクズや生ゴミなどの食品系バイオマスなどといった 種類があります。これらのバイオマスはそれぞれの特性に応じて新たな資源として生まれ変わり、さまざまなところで利用されています。




当社のメインのバイオマスエネルギー材一例



PKS(Palm Kernel Shell/パーム椰子種殻)は、 石炭の代替として使用される木質バイオマス燃料です。 バイオマス発電所で使用する燃料として注目を集めており、当社ではインドネシア、マレーシア、中国産のPKSを取り扱っています。 インドネシア、マレーシア、中国共に複数の拠点から出荷しており、安定供給が可能です。 また、品質面では研究所を活用し、分析・評価を行っています。







当社の強み

環境・エネルギー時代の求めに応じたバイオマスエネルギー事業、国内や海外の社会インフラ整備に幅広く携わることで培われた技術力・信頼に加え、国内から海外にシームレスで広がる事業ネットワークを有する空間情報事業、資金調達等の金融ノウハウが緊密に連携することで、効果的なエネルギーサービスをご提供します。当社パイオニア企業として幅広い知識と経験、様々な技術を有しています。また、風力、小水力、太陽光、地熱発電に関するコンサルタントとして、バイオマス以外の再生可能エネルギーの開発・管理・供給にも携わり、ノウハウを蓄積しています。